キャラ |
お菓子 |
解説およびレシピ |
アイリーン |
いちごの赤唐辛子入り
シャーベット
【タイ風】
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意外とさわやか(分量を加減しないととんでもないことに)
◇材料(4人分)◇
- いちご300g,プリックチーファー 3〜5g(タイ産の辛みの少ない赤唐辛子。
- 手に入らない時は鷹の爪で代用するが、量をグッと減らすこと),水200cc,砂糖70g,シナモンパウダー小さじ1/2,ラム酒大さじ1,スペアミントの葉適宜,ココナッツクリーム100cc(ない時はココナッツミルクの缶詰の上に固まったものを使うとよい)
◇作り方◇
- 鍋に水・砂糖・シナモンパウダー・ラム酒を入れて火にかけ煮溶かす。
- 粗熱が取れたら種を取ったプリックチーファー・いちごを一緒にミキサーにかけ、冷凍庫で凍らせる。
- 器に盛って、いただく時にココナッツクリームをかけミントを飾る(まろやかにしたいなら水を減らしてココナッツクリームを加えて下さい)
(タイで苺に砂糖・塩・唐辛子を付けて食べている処からのアレンジデザート)
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アーサー |
四月馬鹿の魚
ポワソン・ダブリル
【フランス】
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エイプリル・フールに食べる伝統菓子です。
鯖の語源には人をだましたり誘惑したりする意味があるとか。
(馬鹿みたいにたくさんこの時期に獲れるからという説も)
ここに載せたのは、パイで器型に焼くヴォ・ロー・ヴァンにカスタードクリームや
季節の果物を詰めたもの。
(他にイースト菓子やバターケーキで作る魚形のポワソン・ダブリルもあります)
◇材料(直径18cmの魚形)◇
- [フィユタージュ] 《強力粉200g,薄力粉300g,バター500g,塩少々,冷水350cc》卵黄の水とき少々(接着他用)
- [カスタードクリーム]《薄力粉25g,砂糖50g,卵黄2個,牛乳250cc》
- [フィリング]《生クリーム200cc,砂糖大さじ1・1/2,苺適宜》
- [飾り]アプリコットジャム少々,粉ゼラチン5g,湯100cc,キルシュ酒小さじ1,砂糖小さじ2
◇作り方◇
- 魚の型を厚紙で作り、円の1cm内側を丸く切り抜いておく。
- 1の生地を2等分に切り、1枚を3〜5cm厚さにのし、天板に敷き、2の型で魚に切る。
- もう1枚も3〜5cm厚さにのし、魚型に切る。
- 3の魚型の周囲に卵黄の水ときを塗り、4を重ね、周囲に押さえて接着する。再び型紙を当てて内側の円形に沿って包丁の先で軽く筋目を付け、表面に卵黄の水ときを塗って、冷蔵庫で30分ねかす。
- 再度、卵黄の水ときを塗り、背側と腹側の周囲に4箇所ずつ縦に切り込みを入れる。200〜220度のオーブンで焼き色を付け、180度に下げて約30分焼く。
- カスタードクリームを作る。ふるった薄力粉・砂糖・卵黄を混ぜ、温めた牛乳を少しずつ加え混ぜる。弱火にかけ、かき混ぜながら濃度を付ける。
- 生クリームに砂糖を加えて九分立てに泡立てる。
- 仕上げ。魚のパイに丸く筋目を付けた部分を包丁で切り取り、この中に7のクリームを敷き、その上に8のホイップドクリーム(少量を別器にとる)を敷き込み、苺をうろこのように並べる。
- 残したホイップクリームを細い丸口金の絞り出し袋に詰め、魚の眼を絞り、コルネ袋に詰めたアプリコットジャムで目玉を絞る。
- 粉ゼラチンは3〜5倍量の水でふやかし、砂糖をとかした湯に加えてとかし、キルシュ酒を加える。人肌にさまし、ハケで苺に塗りつやを出す。切り取った円形のフタを添えてすすめても。
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レイク |
尼さんのおなら
【フランス】
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シュー種を揚げたもの。
粉砂糖かけると、甘いんだけど名前が名前なだけに茶色のままだと、違う物体を
想像しかねん所がなんとも。ヨーロッパ全土でこう呼ぶわけじゃないようですが。
本によっては中にカスタードを入れるレシピもあります。
日本式にゆずの皮のすりおろしを入れても面白そう。
やっぱりクリームに入れるバニラは本物のバニラ種が一番です。
◇材料(35〜40個分)◇
- 薄力粉120g,コーンスターチ25g,水250cc,粉砂糖25g,バター50g,レモンの皮のすりおろし1個分,卵4個,粉砂糖(仕上げ用)適宜,揚げ油
◇作り方◇
- 薄力粉とコーンスターチは、合わせてふるう。
- 鍋に分量の水を入れ、粉砂糖・バターを加えて、木じゃくしでかき混ぜながら、ひと煮立ちさせる。
- 火からおろし、1の粉を加え混ぜ、レモンの皮のすりおろしも加え、よく混ぜる。弱火にかけ、鍋底に乳白色の膜ができるまでかき混ぜながら煮る。
- 3にときほぐした卵を5〜6回に分けて入れながら、手早く混ぜ込む。10分ほど冷ます。
- 丸口金の絞り出し袋に4を詰め、熱した油の中に、1.5〜2cm長さに絞り出して包丁で切り落として、色よく揚げ、油をきる。
- 熱いうちに器に盛り、粉砂糖を振り掛ける。
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レイディ |
Tarte au Riz
お米のタルト
【北フランス風】
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ミルキーなママの味(?) ヨーロッパではお米は製菓売場においてる事も。
添物扱いなんですね。
◇材料(21pタルト型1台分)◇
- ブリゼ(タルト)生地 《無塩バター75g,薄力粉75g,強力粉75g,グラニュー糖5g,塩2g,全卵1個》
- アパレイユ 《牛乳500cc,米50g(洗わずに使う、ジャポネ種),塩2g,バニラ棒1/2本,グラニュー糖100g,無塩バター30g(室温で柔らかくする),全卵2個(卵黄と卵白に分ける)》
◇作り方◇
- アパレイユをつくる。 鍋に牛乳・米・塩・縦に裂いて種を取り出したバニラ棒をサヤごと入れ焦げないように時々混ぜながら弱火で30分、1/3量になるまで煮詰める。
- 砂糖を加えてよく混ぜ溶かし火からおろす。バター・卵黄を順に加えてよく混ぜ合わせる。
- ボウルに卵白を入れ泡立器ですくった時に角が立つくらいにしっかり泡立てる。これを2に3回ほどに分けて加えながら泡をつぶさないようにゴムへらで切るようにして混ぜる。
- 仕上げ・オーブンを200℃に温めておく。
- ブリゼ生地にアパレイユを流し入れて200℃のオーブンで30分焼き、180℃に下げて(できれば下段で)20分焼く。
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