くりころころさんから頂きました
まんじゅうこわい 『妖魔の王たちと慶祝和菓子』編 |
いろんな地方のものをあつめました。お近くでしたら、試してみて下さい。
妖魔キャラ | 伝統和菓子 | 解説 |
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ドリアス |
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奈良県・長谷寺の門前菓子。 牡丹で有名な花の寺、参道には茶店が並びます。 金箔と桜の花が入った二層の美しい羊羹(でも私は好みでない…) 吉野・金峰山寺の茶店にも、さくら羊羹がありますが こっちは下層が抹茶羊羹。 (桜井市・総本家寿屋) |
ラーゼル |
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東京の酉の市(浅草で歳末に売る新年の菓子) 三縁起の一つ(お金をかきあつめる熊手、人の頭になれる蒸した 八つ頭、山椒の香りの甘い白、ピンク、若草色の三色の上新粉餅) これを食べると山椒の薬効から風邪を引かないという (鶴岡にも。細長く黒糖や味噌味) (東京都・榮太樓總本舗) |
シーゼル |
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福岡・水天宮のお守り菓子。 餅米製の白い煎餅生地に、インドの五人の守護神を現した梵字が記され、 水難除けや安産のお札に模してある。 柚子の香りがします (久留米市・吉金菓子舗) |
シルフェル |
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滋賀・多賀大社ゆかりの菓子。 蒙古襲来の際、無事を祈り団子を供えた。 餅の白地に、赤と青の三本の線は蒙古軍の旗印だとか。 その餅を糸で切るのは弓の弦で悪霊を断ち切るという意味。 写真を見た時に蜘蛛のアラクネ(ギリシャ神話でアテネ神の話)を 連想したのだが、全然謂れが違った。 それ以外の物が思い浮かばない…意地悪なアテネ(好き)のイメージ (犬上郡・莚寿堂本舗) |
ラザイア |
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二月十五日の涅槃会に、各家であられや炒り豆を砂糖密でまぶし、 「お釈迦様の鼻くそ」といってお供えとする (単なる駄菓子だが、ネーミングのインパクトがそっくり) (京都市・田丸弥) |
シバ |
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熱田神宮ゆかりの菓子。 こし餡を求肥製の餅で包んである。邪気を払うとか、疲れを払うとか いわれがあるらしいです。 (藤団子の方が良い?こっちの方がみやびかも。15日しか販売しない。 わざわざ買いに行ったのに〜) (名古屋市・きよめ餅総本家) |